権威主義的パーソナリティって??
この言葉を見た皆さんの
率直な感想はどうでしょう?
何か、小難しそうなこと
言ってるなって思いますよね??
「パーソナリティっていうことは
なんとなく性格?みたいなって
ことは分かるけど・・・」
そんな感じで、「え、何それ??」と
思う人のほうが多いかもしれません。
でも、これ、意識していないけど
誰もが持っている性格で
これが時に人生において
かなりの影響を与えうるのです。
これから、この言葉について
じっくり見ていきましょう!!
1、権威主義的パーソナリティ
まずは、この言葉の定義から
明らかにしていきましょう!
この言葉のうち、
権威主義的とは文字通りには
権威にあやかる主義のこと、
自分より偉い人
に媚びへつらう主義のこと、
パーソナリティはご存知のとおり、
性格をさしています。
つまり、権威主義的パーソナリティとは
自分より偉い人に
媚びへつらう性格をさしています。
「太鼓持ち」
と言い換えてもいいでしょう!
また、例えるなら、
スネ夫のような性格の人のことです。
出典:ドラえもん
スネ夫と聞けば、
なんとなくどんな性格の人かは
分かって頂けたと思います。
そう、のび太のような
自分より弱いと判断した相手には強気に出て、
ジャイアンのような
自分より強い相手には、
下手に出る性格です。
出典:ドラえもん
この性格、なんとなく、
さまざまな問題を
呼び起こすことは考えられますが
具体的にこの性格によって
どういった問題が起こるのでしょうか?
ここから一緒に考えていきましょう。
2、権威主義的パーソナリティが引き起こす問題
1章で権威主義的パーソナリティが
「太鼓持ち」を指すことが分かりました。
でも、こんなあからさまな
「太鼓持ち」って感じの性格の人は
そんなにいないものですし、
少なくとも私はあまりいません。
なんですけど、実はこの言葉、
もう1つ意味があるんです!
それは
「世間一般で常識だといわれている考えを、
自分で一旦疑問視することなく
受け入れてしまう性格」のことなんです!
これ、言い換えると、
流されやすい性格ってことなんです!
流されやすいとどうなるか?
要は人の言いなりになってしまうので、
自主性がなくなり、人生の岐路において
自分の意思で
決断ができなくなってしまいます。
実はこれ、もろに今までの私のことでした。
私は地方の大学を卒業して、
とある大企業に就職しました。
しかし、どうにも
会社勤めというものに向いていないらしく、
心身の疲労を抱えながら、
なんとか会社勤めをしていました。
今思えば、大学4年生の就職活動の時期に、
「安定していて、しかも大きな会社に入れば
家族・親戚は喜んでくれるだろう」
と他人を軸に進路を決めてしまっていたんです。
でも、いざ入ってみると、
人と毎日一緒にいる会社という場では
疲労感がすごく
その環境が合わないということと、
もともとやりたいことではなかったので、
楽しさが感じられないことに気づいたのです。
このように、
周りに流されやすいという性格は、
それ自体は良いも悪いもないですが、
人生において、重要な局面において、
自分が何をしたいのか分からないという非常に
困った状態になりかねないと思います。
では、私がどうして
自分の気持ちに気づけたのか??
次の章で説明していきましょう!!
3、自分軸の作り方
私は会社にはいって、
すぐにそこに合わないことが分かりました。
というのも、毎日終業して帰る頃には、
頭が痛かったり、だるかったりして、
最初に、体に現れてきました。
その頃は、
未だ慣れていないだけかなとも思って、
早めに寝たり、
食事に気を使ったりしてもダメでした。
そうしていくうちに、
だんだん疲労がピークに達して、
もう限界というときに
ふと、今まで
全くやったことがないことをやって
とにかく気分転換をしたいと思い至り、
ピアノやギターなど
楽器を習いにいきました。
そこで、楽器に触れることで、
今まで忘れていた楽しいという感情が
噴水のように飛び出してきました。
その体験がきっかけで、私は
「人生1度きりだし、
ほかの誰でもない”私”が楽しい
と思えることがしたい」と思うようになりました。
そう思った私は、今一度自らのやりたいこと、
得意なことを紙に書き出して考えてみました。
そうして、私はブログがやりたいんだと分かり、
今こうして文章を書いています。
まとめ
この経験から、自分の気持ちに気づくには
次の2点を満たすことが必要だと考えています。
1つ目は、新しいことをどんどんやって、
楽しいという気持ちを感じてみること。
2つ目は、自分のやってみたいこと、
得意なことを紙に書き出すなどで整理する。
いかがでしたか?
私の話が多くなってしまいましたが、
ぴったりな例だったので、
使わせていただきました。