アドラー心理学のトラウマ否定論とは? あなたの行動はあなたの意志で決まる!



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最近、心理学の分野でアドラーって
いう名前を聞くようになりましたね。

トラウマは多分ほとんどの方が
耳にしたことのある言葉でしょう。

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そう、無意識のうちに
恐れや不安など負の感情を抱くアレ。

小さい頃、犬に追い掛け回されて、
犬が何となく怖くなるアレ。

 

でも、トラウマ否定論っていうのは、
文字通り、トラウマなんてないんだよ

っていう理論のことです。

 

「そんなわけないじゃん、実際怖いし!」

確かに、そう思いますよね!

では、アドラーがどう考えているのか
実際に見ていきましょう!!

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1、トラウマ否定論って??

今まで、心理学において、
フロイトなど心理学の代表と言われる人々は
何か問題が起これば、
その原因を追究するといったかなり現実的で
合理的なアプローチで問題解決を図っており、

下記の考え方が主流でした。

例えば、いじめにあったりなどで
人や世界などに対して恐怖を抱えて、
引きこもってしまった人に対して、
フロイトは

「人が恐いから、引きこもっている」ので、
じゃあ、その原因たる恐怖を
どう解決していくか?
対策を講じるアプローチです。

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出典:http://bokete.jp/

しかし、アドラーは違いました。
アドラーは、言うなれば
「引きこもるにいたったのは、
自らが選んだ結果である」
と言い放ったのです。

ちょっと冷たくない??って
思いませんでしたか??
私は正直思いました!

でも、実はそんなことはなく、
非常に説得力のある考え方だったのです。

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2、 トラウマ否定論をもっと詳しく

私が思うに、
アドラーが提唱した様々な考えの中でも、
柱となっているのが、
「目的論」でしょう。

アドラーによると、
先の例で登場した引きこもってしまった人は
「引きこもっているから、人が怖い」
と説明します。

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出典:http://bokete.jp/

 

どういうことかというと、
いじめられてしまった人の反応は
2つに分かれます。

1つ目は、いじめられた→人が怖い
人と関わりたくない

2つ目は、いじめられた→人が怖い
でも、人と関わっていきたい

このように、同じような状況にあった場合でも、
人によって選択は違います。

自分が人と関わっていきたくない
という意見を支持するために、
もっともらしい根拠を
過去の経験から引っ張ってくるのです。

このように、最初に、
すでに人と関わっていきたいのか、
いきたくないのかを

自分で決めていて、
実際の行動はその意思に
伴っているだけという説明です。

3、 問題解決策はアドラーの課題の分離にある

1、2章で、自らの行動は、
自らの意思によって
選ばれていることが分かりました。

でも、
「そんなこといわれてもどうしたら??・・・」
なんて、思いますよね??

ここからは、

アドラーの理論を参考にしながら、
私が個人的に考えた問題解決策を
ご紹介したいと思います。

まず、3章のタイトルで登場した
「課題の分離」という言葉。

これがキーワードであると私は考えています。
これも、また聞きなれない人が多いかと思います。

課題の分離と書くと、難しそうに聞こえますが、
言いたいことは非常にシンプルです。

それは・・・
「他人をコントロールすることを諦めること」です。
度々登場している
引きこもりの人の例を再度使いましょう!

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出典:http://bokete.jp/

引きこもっている人に対して、
周囲、特に身近にいる家族は
様々なことを言ってくるでしょう。

「情けない!」「甘えるな!」など
散々な言われようです。

それにたいして、自分は
「社会に溶け込めるように頑張らないといけない、
でも頑張れないと葛藤しているのに、なぜ、
そんなことを言われなければならないのか」
と、負の感情のループです。

この時、この人の言葉の中に
真の問題が隠れています。

それは、
この人が引きこもっていることでは全くなく、
人から言われたから、
社会に出なければと考えていることです。

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出典:http://bokete.jp/

なぜ、人から言われたことが
気になるのでしょうか??

それは、「人によく思われたいから」です。
人によく思われたいということは
「絶対怒られたくない!」といった他人の感情を
操作したい欲求の現われです。

逆に言えば、
人から、なんと罵られようとも、
そんな欲求がなければ、
平気で引きこもっていられます。

でも、程度の差はあれ、誰でも、
そういった欲求を持っています。

ですので、解決策は「絶対」
そうでなければならないという
価値観を捨てることと

どこまでが自分の課題で
どこからが相手の課題かを考えることの2つです。

どういうことかというと、これまで
「絶対怒られたくない!」と思っていたのを
「できれば怒られないほうがいい」に変えて、

そして、引きこもっていることに対して
怒るかどうかかは相手が決めることだから、
どうにもできない。

その代わり、このまま引きこもっていたいのか
決めるのは自分である、と決めるのです。

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出典:http://bokete.jp/

だからといって、ずっと、
親におんぶに抱っこというのは、
一生自分の人生を親に委ねることになり、
課題の分離ができていませんから、
やめていきましょうw

その場合、具体的には、親元から離れて
自分だけで生計を立てられるようになるには
どれくらいの期間が必要か逆算した上で、
自分の好きなこと・できそうなこと、
例えば、ネットビジネスでも何でもいいですから、
少しずつやっていき、独立を目指しましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか??

多少、長くなってしまいましたが、
アドラーのトラウマ否定論

とても本質をついていて、
人によっては面白かったのではないでしょうか??

今、人生に問題を抱えている人も、
これを読んで実行すれば、
きっといい方向に向かっていくと思います。



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