「繊細チンピラ」という言葉を
きいたことがあるでしょうか?
ここ最近広まりつつある
「ネットスラング」なのですが
いったいどんな人のことを
言うのでしょうか?
今回は、
そんな繊細チンピラの人間性と
そんな大人にならないための方法を
紹介いたします。
~繊細チンピラとは?~
簡単に説明しますと
「他人の何気無い一言を勝手に
自慢だと思い込み悪く言う人」
のことを指します。
例えば、誰かがFacebookなどで
「海外旅行にいってきた!」
と楽しそうに発言したとします。
これに対し繊細チンピラは
「何お金持ちアピールしてんの」
「海外旅行とか疲れるだけじゃない?」
「国内旅行の方が楽しいよ」
など、嫌みや皮肉を連発しますw
嫌みを言われたほうは
「ただ楽しかった海外旅行のことを
記念に載せたかっただけなのに…」
と、何も悪いことをしていないのに
悪者にされた気分になります。
こういった繊細チンピラの人の心理は
自分に対する劣等感が強く
他人の発言が自分に対する
自慢や攻撃に聞こえるので
仕返しに嫌みを
言っているような感じです。
Facebookに留まれば
まだいいのですが、
実際に会って
こういうことをされると
たまったものではありません。
劣等感が強いので
ちょっとした冗談でも
本気で怒ってきますし、
何気ない一言から
ケンカにもなります。
このような人たちに対する接し方は
関わらないのが一番効果的です。
SNSでこういった嫌みを書かれても
相手にしないのが
一番の対処法といえます。
~めんどくさい大人にならないために~
繊細チンピラの人間性や
対処法を書きましたが
どんな人も、この
「繊細チンピラ」になる
可能性があります。
なぜなら、このような性格は
人間の「劣等感」が
引き起こした結果であるからです。
どんな人間も、生まれてすぐに
劣等感だらけということは
ありません。
何年も生きてく中で
様々な人間から傷づけられたり、
バカにされたり、比べられたり
されていくうちに
嫌でも劣等感を
感じざるを得なくなるので
「もう傷つきたくない」と思い、
一生懸命自分を守ろうとします。
「過剰な自己防衛反応」
それがプライドの高さを生み出し、
繊細チンピラと呼ばれる
元を作り出しているのです。
なので、今は大丈夫でも
自分に余裕がなくなると
このような性格になりやすいですし、
無意識のうちに
他人に嫌みを言っている
可能性もあります。
そんな大人にならないためには、
まず自分のことだけで頭がいっぱいに
ならないことが大切です。
プライドが高い人は
基本的には自分に余裕がありません。
・自分がバカにされないために
・自分が認められたいために
・自分を良く見せたいために
・自分がみじめな思いをしないために
背伸びして
必死になっている状態です。
自分に余裕が出てくれば
他人にも配慮ができますが
気付かずにいると
どんどん自分のことしか見えなくなり
「どつぼ」にはまっていきます。
自分のことばかりにならず
他人にも目を向けてみましょう。
いろんな人の視点に立ってみると
プライドの高さは
徐々に薄くなっていきます。
~まとめ~
いかがでしたでしょうか?
「繊細チンピラ」とよばれる人は
SNSの普及で増えているらしいです。
しかし、それだけ世の中がすさんでいる
証拠なのかもしれません。
上手な人間関係を気付くためにも
「繊細チンピラ」と呼ばれないように
自分だけではなく、
周りにも目を向けていきましょう。