セルフネグレクトとは、
簡単に言うと
自分の世話をしないことを
意味します。
自分ことに関して
関心がなくなってしまい、
放任的になってしまった状態です。
普通は自分の身の回りのことが
自分でもできなくなった場合でも
周りの人の力を借りて
なんとかしようとはしますが
セルフネグレクトは
それすらもやる気がない状態です。
・ゴミ屋敷状態になっても放置
・食事はほとんど買ってきたお菓子やパン
・風呂、歯磨きなどをほとんどしない
など、自己管理がほとんど
できいない状態の人が当てはまります。
そのような人は
家族などから見はなされ
社会からも孤立してしまうことが多く、
将来「孤独死」に至る可能性が
とても高いといえます。
~セルフネグレクト診断~
以下の項目にに当てはまる数が多いほど、
セルフネグレクトの傾向があります。
また、休日や一人のときにだけ
当てはまる場合は
将来「セルフネグレクト」になる可能性が
高いといえます。
・歯磨き、入浴等をやりたくない、
または必要性をさほど感じない。
・部屋が散らかっていても気にならず
片づけをするのが面倒くさい
・ゴミ捨てをするのが面倒くさい
部屋にゴミがたまっていても気にならない
・食事の栄養を考えるのが面倒くさい
手軽さや安さを最優先する
・体調が悪くても病院に行かない
・生活時間帯が夜型やばらばらになってしまう
朝方にできない
・金銭感覚が極端に節約家または浪費家
・お金の管理をするのが面倒くさい
・一人暮らしで、人とほとんど合わない
合うのも面倒くさい
・信頼できる人が周りにいない
~セルフネグレクトにならないために~
1 )「なんとかしたい」と思う
まず、本人が今の状況を
改善しようとすることが
何より大切です。
自分の状況が
「セルフネグレクト」であることを自覚し、
このままいけば日常生活に支障が出て
周囲から孤立するリスクがあることを
考えましょう。
2 )相談できる人を探す
セルフネグレクトの症状を
自分ひとりで何とかしようとすると
ほとんどの場合は、
途中で挫折してしまう、または
やる気がなくなって
元に戻ってしまいます。
まずは相談できる人が周りにいる状況を
なんとかして作り出しましょう。
親しい友人、または家族がいる場合
その人たちに相談するところから
始めることがとても大切です。
または、行政に相談して、
ボランティアや
地域ネットワークの力を
借りることもできます。
3 )病院へ相談
それでも状況が変わらず
自分でも周りでも
どうしようもない場合は
専門家に診てもらう必要が
あります。
自分では気付かないうちに
うつ病に陥っていたり
アルコール依存症など
素人の知識では
どうしようもない場合も
ありますので
ぜひ、専門の方の意見を
取り入れていただきたいと
思います。
いかがでしたでしょうか?
セルフネグレクトになりたくて
なる人間はいません。
将来孤独な生活を送らないためにも
今のうちに改善していくように
しましょう。