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台本
やっぱ平日は人が少なくていいな
ベンチはっと…あれ？
あいつ、どこかで見たことあるような…
（最初は恐る恐るといった感じで）
あの…キミ、もしかして、昔、近所に住んでた同級生の…
お父さんの転勤で遠くに引っ越した…
やっぱり？そう！僕だよ僕！
久しぶりだねぇ、懐かしいなぁ
今、一人？隣、座っていい？
（やっと落ち着いた雰囲気で）
え、僕？うん、実はさ…
客からクレームがあって、今、菓子折り持って詫び入れてきたとこ
不動産屋に就職したんだけど、まだまだ半人前でさ
静かなとこで一息入れようと思って、ここに来たわけ
ん？てことはだ…
ある意味、あのお客さんに感謝しないとね
おかげでこうして君と会えたんだから
ハハ、確かに変なのは昔から変わってないかも
（いきなり声を張ってＣМ風に）
めっちゃヘコんでもスピーディーな立ち直り！
悩みがあったら今すぐ私にご相談を！
（初めは動揺、徐々に饒舌に）
ちょっ、そんな驚かないでよ、ごめん、ごめん
君も何かあったんでしょ？
いやいや、わかるって
一人でしょんぼりとうな垂れてたんだよ？
ほら、向こうでカンチョーごっこしてる子供
あの子もさっきまで、君のこと心配そうに見てたし
てか、今時カンチョーやる奴いるってのが驚きなんだけど
え、違うだろ
五郎丸はこう！それに対しカンチョーは…
（軽く咳払いして真面目に）
僕はさ、君のこと聞いてるの
さっきの姿見たら放っとけないって
力になれるかわかんないけど、話すだけでも楽になることってあるだろ？
僕と君の仲じゃん、たかが10年ちょっとのブランクで…
え、話してくれるの？
（優しく思いやった雰囲気で）
親父さんに家を追い出された？なんでまた…
うん、思い切ってカミングアウトしたと…それで？
どうしたの？急に黙って…
なんで驚かないのかって…嫌悪感？僕が君に？
はぁ…僕がそんな偏見を持った差別主義者に見える？
驚き具合で言ったら、まだカンチョーやってる子供のが圧倒的勝利だよ
今どうしてんだ？住むとこあるの？
（徐々に雰囲気を変えつつ）
ウィークリーマンション…ゲイバーで仕事…
この近辺でゲイバーっていうと…そうか、やっぱあそこだね
よし、頑固頭の親父さんは折を見て説き伏せるとして
まずは僕のおすすめ物件に引っ越そうよ
あの店の給料なら十分に払える家賃のとこだよ
労働条件もよくて仕事続けられそうだろ？
え、詳しい？
実はすっかり面影なくしてるけど、あそこのママ、僕の父さんなんだ
この動画はユリスのお部屋の提供でお送りしました。
〇〇〇〇（今回の声真似キャラで何か一言アドリブ）
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