【女性向けボイス】深夜の勉強会「俺はもうとっくにお前のこと好きだったのに…」



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(石を窓にぶつける音)

 

(窓を開ける音)

 

お、やっと気づいた。

最近朝とかも全然会えないからさ、俺のかわいい幼馴染はどうしてるかな~と思って。

ちょっとそっち行っていい?

 

OK、んじゃ、窓から離れて。

え?何って、飛び移るんだけど?

だってわざわざ下に降りて玄関から行くの面倒くさいし。

そんなに距離遠くないから行けるって。

まぁ万が一落ちたとしても2階だし、大丈夫。

 

じゃあ飛ぶね。よいしょっ!・・・到着~。

ほら、大丈夫だったでしょ。

・・・あれ、なんか部屋の雰囲気ちょっと変わった?

お前の部屋入るの、けっこう久しぶりだもんね~。

前は、もっとこう・・・フリフリ~っとして、ピンク!って感じの部屋だったけど・・・。

なんか、大人っぽい部屋になった。

ん?でも、ベッドの上のぬいぐるみ・・・増えた?(笑)

ぬいぐるみ好きは変わってないんだ。

あ、そうだ。ちょっと待ってて。

 

・・・はい、これあげる。

この前友達とゲーセン行って、クレーンゲームしたんだけどさ。

サメのぬいぐるみ狙いでやったら、ペンギンが取れちゃったんだよ。

お前こういうの好きそうだからやろうと思ってたけど、渡すの忘れてた。

 

で、お前は何してたの?

テスト勉強か~・・・。

俺らの学校は昨日終わったけど、お前んとこはまだテストなんだ。

赤点は回避できそう?

・・・こら、目を逸らさない。ヤバさが顔に出てるから。

ってよく見たら勉強も全然進んでなさそうだし!

俺もわかるところは教えるから、勉強しないと。

もう終わった教科は仕方ないにしろ、明日以降の分は今からやれば何とかなるでしょ。

ほら、早くやろう。

 

 

・・・お~い・・・、聞いてる・・・?

あっ、起きた。

まったく、どこの世界に勉強始めて10分で寝る女子がいるんだか。

お前の場合は早すぎるけど、飽きたらずるずる続けないで、思い切って気分転換したほうがいいと思うよ。

教科書とにらめっこしたら覚えられるわけでもないしね。

 

・・・あれ、教科書に何か挟まってる。

手紙、かな?

ねぇ、これ差出人の名前、どう見ても男だよね?

てことは・・・ラブレター?

ふーん・・・。まぁ、お前昔からけっこうモテたよねぇ。

勉強はできないけど、顔かわいいし人当たりいいしさ。

別に機嫌悪くなんかないけど?

 

で、この差出人と付き合うわけ?

・・・あ、そう。付き合わないならいいや。

いや気にしてるわけじゃないし。

 

あ、あの本棚にある少女漫画って、今度映画になるやつだよね?

ちょっと読んでみてもいい?

どんな内容か興味あるからさ。

お、サンキュー。

ふーん・・・こう、なんていうか、胸キュンシーンみたいなの、けっこうあるんだね。

壁ドンとか床ドンとかよくテレビでイケメンの俳優さんとかがやってるの見るわ。

これって、やっぱり女子はされたらうれしいもんなの?

そうなんだ~・・・。

じゃあさ、俺たちも再現してみる?

こういうの。

いいじゃんやってみようよ。

早くこっち来て。

 

じゃ、まずは定番の壁ドンからね。

その壁の前に立って。・・・いくよ。(ドンッ)

あ、赤くなってる~!!

幼馴染相手にドキドキしちゃった感じ?

このままキスでもしてあげようか?

 

ちぇ、ガード堅いなぁ。

次は・・・床ドンかな。それっ。(ドンッ)

・・・これ、壁ドンよりかなり近いね。

そんな真っ赤になって慌てなくても(笑)

ちょっと黙ってて・・・。(ちゅっ)

 

ふふ、唇奪っちゃった。

だってこうでもしないと気づいてくれないでしょ?

俺はもうとっくにお前のこと好きだったのに、全然男として見てくれてないし。

だから、強硬手段に出てみました。

感想は?

 

え?わかんない?じゃあ、もう一回ね、今度はちゃんと集中してよ?(ちゅっ)

・・・お前のそんな顔初めて見たな。

ちょっとは脈あるかもって・・・思ってもいいのかな?

 

いーよすぐ返事しなくて。

もともと長期戦覚悟だから。

でもキス嫌がらないでくれるってことはそこまで長くもならないかな。

なんてね(笑)

 

ほら、いつまでも俺に床ドンされてると、襲っちゃうかもしれないよ?

俺の下で真っ赤になってるの、かなりかわいいし。

お前が俺を好きになる前に、体だけ先に頂いちゃうのもアリかな~。

お前が思ってるほど、お行儀良くないかもよ、俺。

お前を狙ってるのは、幼馴染の俺じゃなくて、ただの男の俺なんだから。

どう?だんだん俺のこと意識してきた?

 

そんなに慌てて離れなくても・・・。

とりあえず、俺以外からの男のラブレターは没収~。

どうせ付き合わないんだし、いらないでしょ。

は~、長年の片思いぶちまけてすっきりしたし、そろそろ自分の部屋に戻ろうかな。

結局全然勉強できなかったけど、まぁ何とかなるって。

頑張って。

 

あ、明日の朝途中まで一緒に行こうか。

そうすれば学校までに単語の暗記とか付き合ってあげられるし。

ね、いいでしょ?

よし、決まりね。

まぁ俺としては、毎朝でも一緒に歩きたいんだけどね?

 

ふあ~、眠たい・・・。

お前も早く寝なよ。

じゃーね。

・・・あ、忘れ物。(ぎゅっ)

うーん、なかなかの抱き心地。

明日からは、お前が俺に惚れてくれるようにいろいろ仕掛けちゃうから。

覚悟しといてね。ばいばーい。



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