【女性向けボイス】Individual lesson…「他の誰かに取られたら嫌だって思ったんだ…」



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こーら、なにボーっとしてんだ?わからない問題でもあったか?

え?生徒と放課後に二人きりでいて大丈夫なのかって?

そりゃあんまり良くないけど、まぁこの教室俺がほぼ私物化してるから放課後は誰も来ないし。・・・ていうか、テストがやばいから勉強教えてくれって言ったのお前だろ?

他に誰もいないほうが集中できるかと思って二人きりにしたんだぞ。

 

で、プリントの問題は解けたのか?

・・・なんだ、全然やってないじゃないか。

わかんないんだもん、じゃない!かわいこぶっても俺には通用しないぞ。

はぁ・・・もう、一緒に解いてやるから、見せてみろ。

まず、ここはこの公式を使って計算して・・・そう、で、ここから3問は同じ公式の応用で・・・

(プリントにシャープペンで書き込む音)

 

 

見てる感じ、全くできないってわけじゃないな。解き方さえ分かれば、計算も速いし・・・

テストでももう少し上位を狙ってもいいんじゃないか?

成績が良くなると俺に教えてもらえなくなるって、まぁそうだけどさ、成績を上げておけば、受験にだって役立つぞ。

 

とりあえず、このプリントさえできれば今度の俺のテストは大体解けるから。

でも他の教科は自分でどうにかしろよ。

さすがに他の教科は俺じゃフォローしきれないからな。

じゃ、プリントも終わったことだし、ちょっと休憩するか。

コーヒーと紅茶、どっちがいい?

・・・紅茶な。了解。

あ、手伝わなくても大丈夫だから。座ってていいぞ。

 

え?棚にある紙袋?

・・・あっ、それ勝手に中見るなよ!いや変なものじゃない!けど!

ちょっと待て開けるな!

(ガサッ)

 

あーもう・・・。違うよ、彼女へのプレゼントじゃない。そもそも彼女いないし。

それは、その・・・お前に、似合いそうだな・・・と、思って・・・。

お前の私服姿、見たことないし、普段どんな服着てんのかわかんなかったけど・・・。

でも、店の前通った時に、そのワンピースが目に入ってさ。

お前がこれ着たら似合うだろうなって想像して、どうせ渡せもしないのに、気づいたら買ってたんだよ。

今日お前と二人になれるってわかって、もしかしたら渡せるかなって思って持ってきたんだけど・・・いざ渡すとなるとなんか心の準備ができなくて・・・。

まぁでも、もうバレたしな!・・・ほら、やるよ。

 

気に入ってくれたか?・・・そうか、よかった。

あ、お湯沸いたみたいだな。紅茶淹れるから、こっち座れよ。

 

はい、熱いから気をつけろよ。(カップを置く音)

ああほら、言ったそばから!・・・ふっ、ははは!そういうおっちょこちょいなとこ、ほんと見てて飽きないな。

 

・・・あのさ、お前って・・・付き合ってるやつとか、いるのか?

いない?好きなやつもいないのか?

・・・好きなやつはいるのか。・・・そうか。

 

好きなやつがいるのに、こんなこと言ったら困るかもしれないけど・・・聞いてほしい。

俺は、お前のことが、本気で・・・好きだ。

よく笑うところも、とびっきり優しいところも、ちょっと勉強できないところも、授業中に堂々と寝てるところも、意外と几帳面なところも全部、かわいくて仕方ないんだ。

 

普通に考えたら、教師の俺が生徒であるお前に惚れるなんてこと、あっちゃいけないって分かってる。

だから、お前が卒業するまでは言わないつもりだった。

けど、今日お前と二人で過ごせて、プレゼントも気に入ってもらえて・・・

すごくうれしくて、俺が告白を躊躇ってる間に、他の誰かに取られたら嫌だって思ったんだ。

・・・お前さえ良ければ、俺と、付き合ってほしい。

 

・・・良いのか・・・?本当に?

あっ、いや、俺から言っておいて何だが、お前、好きなやついるんじゃ・・・?

えっ、お前の好きなやつって、俺のことだったのか!?

そうなのか・・・あ~、心配して損した。

 

じゃ、改めて、今日から俺たちは恋人同士ってことで。

そんなに照れんなよ、こっちまで恥ずかしくなるだろ?(笑)

一応言っとくけど、俺たちのことは誰にも言うなよ。

バレたらまずいんだからな。

俺たちだけの内緒だ。わかったか?

 

さて、そろそろ暗くなるし、帰るか。

あ、ちょっと待った。俺ももうやることないし、送ってくよ。

遠慮するなって、俺の彼女なんだから。

ほら、行くぞ。

 

(車のドアを開ける音)

助手席にどうぞ、お嬢様。なんてな(笑)

ん?ああ、確かに制服のままだと誰かに見られた時バレそうだな。

じゃあ、このパーカー着といて。

俺のだからデカいと思うけど、無いよりはごまかせるだろ。

シートベルトちゃんと締めたか?よし。じゃ、行くか。

(車が走り出す音)

 

なんかおとなしいな。緊張してんのか?

リラックスしろよ。これからはこの車で、俺といっぱいデートするんだから。

助手席、今日からお前の特等席な。

・・・いや、だからってこの車をぬいぐるみでいっぱいにするのはやめてくれ。

まぁ、少しなら置いてもいいけど。

 

よし、お前の家に着いたぞ。

なんで家の場所がわかるかって?

先生には名簿という便利アイテムがあってだな・・・。

職権乱用とか言うな(笑)

 

どうした、降りないのか?

離れがたいのは俺も一緒だが、そろそろ帰らないと、親御さん心配するぞ。

・・・じゃあ、今夜電話するよ。電話でたくさん話そう。

それでいいか? ん、いい子だな。

あ、そうだ、忘れ物。(ちゅっ)

・・・はは、顔真っ赤(笑)

じゃ、また夜にな。電話、俺も楽しみにしてるから。



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