只今人気上昇中の声優・古川慎さんは、BLCDでも声の良さと演技力を存分に発揮されており、
「彗星の如く現れたBLCD界のニュースター」とも言われています。
そこで今回は、声優・古川慎さんが「受け」を務めたBLCDで、特にお勧めの作品をご紹介いたします。
☆ 古川慎さんの簡単なプロフィール
1989年9月29日生まれ、170㎝、A型
スペースクラフト・エンタテインメント所属、2011年声優デビュー
BLCD初メインは、2015年作品の「そんな目で見てくれ」攻め、でした。
出典:https://kiki-voice.jp/monthly/212
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☆ 初メインBLCDでは、絡みの無い作品だったが、演技力を大発揮!
まずは、古川さんが初メインを務めた作品のご紹介を。
古川さんは、2015年作品のBLCDから出演するようになり、その年に「そんな目で見てくれ」という作品で、初メインを務めます。
こちらでは一応、「攻め」でしたが軽いキスがあるのみで、絡みの場面はありません。
「そんな目で見てくれ」のジャケットは、シリアスな感じを想像させる絵ですが、思いっきりコメディです。
古川さん演じる大和御門(やまとみかど)は、御曹司達からも憧れられる程のお金持ちのご令息で、
眉目秀麗、文武両道な生徒会長で性格まで良いというキャラクターです。
そんな大和御門の通う高校に、斉藤壮馬さん演じる「受け」、根崎春(ねざきはる)が入学してきて出会うことで話が始まります。
出典:そんな目で見てくれ
誰からも関心を寄せられる大和なのに、自分に無関心な根崎が気になって気になってという
ある意味ベタなシチュエーションではありますが、大和の奮闘ぶりがとても面白い。
原作の漫画では絵でギャグ感を表していますが、古川さんは色々な声を出して見事に表現されています。
この作品までは、「古川さんのことは、よく知らなかった。」「斉藤さん目当てでCDを買った。」という方にも、初メインでガッツリ!
良い声と演技力を発揮し、「彗星の如く現れたニュースター」と言われるほど、
BLCD界では期待される、また期待に応える声優さんになりました。
また、こちらの作品は脇の声優さんも上手で、中でも白井悠介さん演じる先生は、いい味出してます。
☆ よどみない変態を面白く聴かせる演技力、2016年作品 「無自覚ラブファクター」
こちらの作品は、攻めが佐藤拓也さんです。佐藤さんも演技が上手い声優さんで、
古川さんとメインを一緒に努めるのは本作で2作目となっており、古川さんとの掛け合いはバッチリです。
出典:無自覚ラブファクター
受けは、BLによくある女性っぽい人ではなく、性欲に素直で貪欲な男性で、
あっけらかんとサバサバしていて古川さんはピッタリの声で演じておられます。
そして、攻めは飄々とした爽やかイケメンなのに、ど天然でなんだかんだ丸め込むように受けを抱いてしまうという感じです。
同じ職場の社会人男性のBLもの、もしかしたらあるかもしれないと妄想出来ちゃうシチュエーションで、
濡れ場の多い作品ですが、とにかく古川さんと佐藤さんの掛け合いが非常に面白い作品です。
☆ キモ可愛い受けを演じた、2016年作品 「新妻くんと新夫くん」
攻めは2017年BLCDアワード1位の新垣樽助さんです。
新垣さんもBL界では認知度の低い方でしたが、原作の人気が高いBL作品のメインに抜擢され、しかも新垣さんは初のメイン作品でした。
評価が厳しくなりがちな人気作品であったにも関わらず、見事に演技力と耳に心地よい声を披露してトップの座に君臨した声優さんです。
出典:新妻くんと新夫くん
こちらの作品では、上の2作品の古川慎を、良い意味でぶっ壊しています。
原作漫画のキモイ受け(褒め言葉)を見事に演じており、古川さんの演技力の幅を知ることができます。
濡れ場も多めで卑猥な言葉がバンバン出てくるのに面白く聴けます。
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☆ まとめ
以上が、古川慎さんが「受け」を務めたBLCDで、特にお勧めな作品のご紹介でした。
今回ご紹介した作品は、3作品ともコメディ色の強いものですが、どの作品も良い声×良い声で耳が幸せです。
また、古川さんが攻めを務める作品には、じんわり泣けるような感動BLもあります。
演技では、堂々とドッシリ構えたような声を聞かせてくれる古川さんですが、
ラジオやフリートークでは、先輩を前にするとテンパっている様子が伺いしれて、そのギャップがまた面白い方です。
真面目で色々な役に果敢に挑戦している声優さんなので、これからの古川慎さんの活躍も非常に楽しみです。