アンガーマネジメントとは?子供向けに分かりやすく紹介します。



スポンサーリンク



「アンガーマネジメント」

ご存知ですか?

anger…怒り

management…操作/やりくり/処理

という言葉から分かるように、

怒りを上手にやりくりしようとする

認知行動療法の一つです。

f:id:falchion9:20170704044447j:plain

怒ることは悪いことではありません。

かと言って

我慢すれば良いというわけでも

ありません。

怒りのメカニズムを知り、

怒るべきことと

怒らなくて良いことの線引きをし、

後悔しない怒り方ができるようになる

というのが

アンガーマネジメントです。

では、早速解説しましょう。

まず「怒り」とは、

どういう段階を経て

生じるのでしょうか。

  1. 出来事
  2. 出来事について考える
  3. 考え方が決まる
  4. 怒りが生まれる/生まれない

大きく分けると、この4段階です。

衝動的に怒る人と怒らない人の差は

2.の「出来事について考える」

という部分にあります。

例を挙げて見てみましょう。

パターン1

  1. Aさんがぶつかってきた
  2. 気を付けるべきなのでは?
  3. ぶつかるなんておかしい
  4. 怒る

パターン2

  1. Aさんがぶつかってきた
  2. でもわざとじゃない
  3. まぁいいか、ゆるせる
  4. 怒る必要はない

どちらのパターンも、1.の

「Aさんがぶつかってきた」

という事実は同じですが、

2.の“出来事のとらえ方”、

3.の“考え方”が違うため、

怒りの感情に差が生まれます。

怒りは“考え方”によって発生する

ということなのです。

f:id:falchion9:20170704044542p:plain

「怒りの感情が生まれるのは

誰か他の人のせいだ!

自分ではない

他が悪いんだ!」

何かのせいにしたとしても、

実際怒りを感じているのは

本人です。

怒りを生み出すのは、

自分自身に他ならないのです。

もし、どうしても

怒りが込み上げてきた場合には

まず、相手の立場や

相手の都合を考えてみましょう。

例えば、上記のAさんが

ぶつかってきた場合、

故意に起こした行動かもしれないので

怒りがこみあげてきてしまします。

しかし、そこに

相手の立場や事情を

理解することができたなら

込み上げる怒りも

少し軽減することもできます。

・何かをよけようとした

・急いでいた

・よそ見をしていた

・他に気になることがあった

など、自分の視点だけではなく、

Aさんの視点にも立って

考えてみましょう。

f:id:falchion9:20170704042510j:plain

いかがでしたでしょうか?

必要のないことまで怒って

無駄なエネルギーを使ったら

損だと思いませんか?

言い過ぎたなぁと後悔したり、

やっぱり言えば良かったと

後悔したりすることは

ありませんか?

自分を理解し、

自分の感情と

上手く付き合えたなら、

そこから先は

美しい世界が広がるはずです。



スポンサーリンク