微笑みうつ病とは
うつ病にかかっているのですが
周りに心配をかけないために
無理して明るくふるまっている症状です。
うつ病の初期症状に
多くみられるのですが
本人が、責任感が強かったり
誰かを支える立場であったりすると
「自分がしっかりしないとダメだ!」
と思っているため
周りにうつ病の気があることを
話そうとしません。
表では明るくふるまっていますが
実際は病気なので
一人でいると一気に暗くなり、
一日中ふさぎ込んでいたりします。
![f:id:falchion9:20170725024233j:plain f:id:falchion9:20170725024233j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/falchion9/20170725/20170725024233.jpg)
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微笑みうつ病チェック
微笑みうつ病の中には
自分で「うつ病」だと
気付いていない場合もあります。
もしくは、
薄々気づいていながらも
自分を騙し、
元気だと思い込もうと
していることもあります。
下記に微笑みうつ病の
チェックリストがありますので
多く当てはまる人は
専門家の診断を受けることを
お勧めいたします。
![f:id:falchion9:20170715142019j:plain f:id:falchion9:20170715142019j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/falchion9/20170715/20170715142019.jpg)
- どんなことでも、
とにかく自分が悪いと思う
どんな些細なことでも
自分が悪い、自分のせいだ
と思い込んでしまう。 - つらくても、自分が悪いと思うので
他人に助けを求めてはだめだと思う
つらいことから逃げてはだめだ
と思い込んでいるので
助けを求めることや
弱音を吐くこともダメだと
おもってしまう。 - 何もする気になれない
無気力状態が常に続く。
そして「何もしないこと」や
「休むこと」もダメだと
思ってしまう。
- 常に自殺を考える
つらい現実から逃れるために
「どうやったら楽に死ねるか」
ばかり考えるようになった。 - 感情的になれない
強い怒りや喜びの感情が
出したくても出せなった。
虚無感と悲しみばかりが
続く状態となっている。 - 眠りたくても眠れない
睡眠不足状態だとしても
眠れなくなってしまった。
そして頭からつらい現実が
常に付きまとってくる。 - 常に悪い未来ばかり考える
まだ起こってもいない未来を
常に悪い方、悪い方へと
妄想してしまう。 - 「自分が悪い」という思考回路を
変えることができない
たとえ自分で「自分は悪くない」
と思ったとしても
「自分が悪い」
「自分はいないほうがいい」
という心の反応を変えることが
できなくなった。 - 人と接している時と一人の時の
差がとても激しい
人と接しているときは
自分の調子が悪いことを
悟られてくないので
無理して笑顔を作り
楽しそうにしてしまう。 - 自分が落ち込むことで
周りに心配をかけたくない
調子が悪いのは自分が悪いので
それが原因で周囲に
迷惑をかけたくないと
思ってしまう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
チェックリストの中に
あなたに当てはまる項目は
ありましたか?
微笑みうつ病は、
本人でさえもうつ病であると
自覚できない点が
なにより恐ろしい点です。
自分がうつ病だと分かれば
対策や病院の診断を受けることが
できるのですが
自覚がなければ
対策が施されないまま
病気の進行が進み
最悪のケースに至ることがあります。
そのため、まずは周りが
「もしかしてあの人はうつ病では?」
と気付いてあげることが大切です。
表面上は平気そうにしているので
気付くのは難しいと思いますが
よく観察すると「…あれ?」
と思う点が必ず見つかります。
微笑みうつ病は
そんな周りや家族の気づきが
何より一番大切なのです。