「メンヘラ」っていう言葉、
ネットスラングだと言われていましたが
何だか最近市民権を得て、
メジャーな単語になってきました。
メンヘラって何?
という方もいらっしゃると思います。
メンヘラって「メンタルヘルス」を起源とする言葉なのですが
現在では「精神的な病を抱えている人」に対して使われている言葉です。
このメンヘラ、中には全く自覚がなく、治療もせずに
普通の生活を送っている人が少なくありません。
そんな時に大変なのが周囲の人間!
特に彼氏や旦那、家族はかなりの割合で振り回されます。
もしかして俺の彼女(奥さん)はメンヘラなのか?
そう思った時に、どう対処すればいいのか。
方法をいくつか紹介します。
1・話を聞いてあげる
メンヘラの人の特徴は、とにかく
「構ってほしい」という欲求が強いことです。
・いつも自分を気にかけていてほしい。
・自分以外の人に強い興味を示さないでほしい。
そんな身勝手な要求をされることがあります。
でもこれって所詮無理な話ですよね・・・
そんな時はどうすればよいか?
とにかく話をちゃんと聞いてあげることが大切です。
自分の話したい話を話す⇒相手が聞いてくれる⇒認めてくれたと思う
これがある程度の方程式になっていることが多いです。
時間がないから・・・と相手にしないと、要求はどんどんエスカレートします。
そうなる前に、聞き上手になって、話を聞く時間を作ってあげましょう。
2・彼女の言動に振り回されない
メンヘラの特徴の2つ目は、「感情的になりやすい」ということです。
・突然キレたり、泣きわめいたりすることがある。
・悲観的になりやすく、自傷行為や自殺願望をほのめかすこともある。
・思い通りにならないと、八つ当たりをする。
これって周囲の人にとっては、一種の恐怖に近いものがあります。
こういうことが原因で、人が離れて行ってしまうといっても過言ではありません。
ただし、自分の彼女や奥さんであれば、そういってもいられません。
何かのきっかけでメンヘラの症状が爆発した場合、
一緒になって怒ったり、泣いたり、心配していてはダメです。
「確かこういうことがあるって聞いたな」
「何かの本で読んだな」「ネットで見たな」
知識があって、そういうものなんだということがわかっていれば
一喜一憂することがないのです。
ブレないあなたの姿を見ることができれば、彼女や奥さんも安心して
気持ちの波が落ち着くことがあります。
3・治療を受けさせる
メンヘラに関しては、医学的に「この病気だ!」とまだ決まっていません。
複雑な症状からいくつかの精神疾患が混在していると言われています。
ただし、対処療法はあります。
あまりにもメンヘラの症状がひどかったり、
もう自分の手には負えないという状況になってしまったり、
何かしら被害を受けてしまったという状態であれば、受診は必要です。
一人ではなかなか行けないので
一緒にカウンセリングに行ってあげるのも良いと思います。
振り回されて疲れてしまったり、自傷行為がエスカレートしていたりする場合は
二次的な被害も考えられるので、治療を受けるようにしましょう。
まとめ
ネットではメンヘラ=危険人物のような扱いを受けることが多いです。
自分の彼女や奥さんがメンヘラかも?って思うと
別れた方が良い、離れるべき、構わないほうが良いといった声もよく聞きます。
でもこれって実はメンヘラの症状を重くしてしまう対処法なんですよね。
構ってくれないことに対する要求のエスカレート、
自分への関心を向けたいがための自傷行為、
不安からくる情緒不安定。
これは本人にも周囲にも、非常に負担になってしまうことです。
だったら逃げずに、きちんと向き合ってみてはいかがでしょうか?
いくつかの対処方法を紹介しました。
この対処方法を試してみる価値はあると思います。
彼女や奥さんも自分をコントロールできないというジレンマで
苦しんでいるかもしれません。
一歩手を差し伸べてあげるだけで、
お互いに楽に生きられるかもしれませんよ。