オセロ症候群とは
好きな人への想いが強すぎて
妄想による異常な嫉妬心を
起こしてしまう現象です。
恋人や、好きな人に対し
嫉妬してしまったり、
ヤキモチをやいてしまうことは
悪いことでも、
珍しいことでもありません。
しかし、その嫉妬心が強すぎて
「浮気されるのではないか」
と常に恐怖におびえ続け、
関係性を悪くするような
行動を取り始めたら
オセロ症候群と言われます。
今回は、あなたやパートナーが
オセロ症候群ではないか
チェックしてみましょう。
下記の項目に当てはまるものが
いくつありますか?
- 好きな人が自分の知らない異性と
話しているのが嫌 - いつ、どこで、何をしているのか
常に把握しないと落ち着かない - 連絡したらすぐに駆けつけないと嫌
- メールはすぐ返してくれないと嫌
- 異性のアイドルなどの
ファンになってほしくない - 異性を褒めることはしてほしくない
- スマホの連絡先リストに
異性の名前が入っていてほしくない - 休日や予定がない日は
絶対自分との時間を過ごしてほしい - 相手のスマホ、財布などをこっそり調べ
異性の影がないかチェックしてしまう - 相手の言動や表情から
常に自分に気があるかチェックする
これらの項目に当てはまるほど
オセロ症候群の可能性が高いといえます。
オセロ症候群の心理
上記のチェック項目に
共通する心理として、
「証拠もないのに、好きな人が自分から離れ
他の異性に行ってしまうかもという不安」
に結びつきます。
その心理から、
「なんでもっと構ってくれないんだ!」
「もっと私を愛してほしい!」
「私を見捨てないでほしい!」
などの不安から逃れたくて
相手を束縛してしまったり
相手に怒ったりしてしまいます。
上記の心理からも分かるように
このような言動は
自分のことしか頭にありません。
相手の立場からすれば
常に疑いをかけられている気分ですので
とても嫌な気持ちになります。
束縛されるのも
生活に支障が出てくるレベルになれば
苦しく感じるのも仕方がありません。
それが原因で別れてしまう例も
たくさんありますので
自分のことばかりで
頭がいっぱいにならないように
意識してみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
もともとこのオセロ症候群とは
シェイクスピアの悲劇の
「オセロー」という軍人からきています。
オセローは部下から、
「あなたの妻が不倫していますよ」と
嘘の情報を聞かされ、信じてしまいます。
オセローは、妻と偽りの不倫相手を
殺害してしまいますが
後からそれが部下が作った嘘と分かり、
自害してしまう、という話です。
好きな人ほど、
自分のことを愛してほしいと
思ってしまうのは
仕方がないことなのですが
「愛される」ために一番必要なことは
相手を「愛してあげる」ことです。
過去にも人から愛される方法や、
愛してあげる方法を紹介していますので
よかったら、目を通していただけると
参考になるかと思います^^