孤独恐怖症って何??
聴きなれないこの言葉、
皆さんは孤独恐怖症という言葉を
耳にしたことはありますか?
何気なく、街に散歩に出て、
周りを見渡すと、
自分以外の人が皆、友達連れ、
もしくはカップル・・・
そんなときに感じる、
言い知れない孤独感・・・
「孤独恐怖症」とは
文字通り、1人になるのが怖いという病気です。
「具体的にどういうことなの??」
「私、孤独恐怖症かも・・・」
「どう対処したら??」
そういった声が今にも聞こえてきそうです。
ですが、大丈夫!!
ちゃんと対策だってあるんです!!
これから紹介していくので
是非見てくださいね!!
孤独恐怖症って??
「孤独恐怖症」の定義とは
- 常に他人との間に疎外感を感じる状態
- 家族や仲間の中にいても孤独を感じ、
その状態に恐怖を感じる症状のこと
になります。
でも、考えてみてください。
誰だって孤独を感じることはありますよね!
また、人によって
孤独を感じる場面も違うでしょう!
ある人は、仕事で誰とも話さず
黙々と作業するとき
孤独を感じるかもしれませんし、
あるいは、冒頭で私が述べたように、
プライベートで単独行動しているときに、
ふと感じるかもしれません!
じゃあ、やっぱり孤独感があっても
何も問題はないのでしょうか?
もう一度、上の説明文を見てみます。
常に他人との間に疎外感を感じる状態・・・
「常に」
これがキーワードになりそうですね!
確かに、仕事で
「孤独だなあ・・・」と思っていても、
その人は休日には友人と会って
楽しくお喋りして
「私は1人じゃないんだ!!」と実感して、
満たされた気持ちに
なっているかもしれませんし、
ある人は、仕事も1人作業だし、
友達も少ないかもしれないけど、
ギターをやっていて、
「俺はギターが友達さ!」なんて言っていて
孤独をまったく気にしていないかもしれません!
でも、仕事でも、プライベートでも、
周りに常に人がいるのに、
「私はいつも一人なんだ・・・」
と感じてしまう人は、どうでしょう?
客観的に見て、物理的に回りに
いつも人がいるにも関わらず、本人は
「私ってぼっちなんだよね。」
と言う人は世の中にたくさんいます。
これらのことから考えると、
孤独恐怖症かどうかは
客観的事実によっては定まらず
個人がどう感じるかによって
決まることが分かります。
つまり、孤独恐怖症とは
「常に」とか「絶対に」私は一人であるし、
1人であってはならないと考えてしまう
認知の偏りのことを指すのだと考えられます。
孤独恐怖症の原因
「私は常に1人に違いない」という感覚は、
「私は常に人から愛されない」とか
「人からいつも悪く思われている」
と言い換えることができます。
つまり、自分に自信がないんですね!
これは心理学の用語で
自己肯定感と呼ばれています。
この用語は個人的に
「根拠のない自信」と言い換えることが
できると考えています。
どういうことかというと、
「私は別に運動も得意じゃないし
勉強もそんなにできないけど、
生きているだけで素晴らしい!」
と感じられる、
つまり、自分の弱み、強みを含めた
すべての要素を受け入れることが
できている状態を指しています。
でも、これができている人って
そんなにいないはずです。
なぜなら、人は小さい頃から、
何かができることこそが
存在価値であるという価値観を
叩き込まれるからです。
例えば、小学校の頃、
「あんたは遊んでばっかりで、
勉強もしないでどうしようもないやつね!」
とか
「お友達はスポーツが上手なのに、
あんたは下手ね!」
とか言われませんでした??
このように勉強、スポーツなどの
何かしらの能力の有無によって
判断されてしまうと、
例えば、
「勉強ができない僕ってダメなやつなんだ」
といった価値観が自分の存在意義に
なってしまいます。
これは心理学の用語では
自己効力感と呼ばれていて、
それは能力に依存する
条件付の自信を示しています。
この場合、勉強ができなければ、
自分の存在価値を感じられないですし、
できたとしても、
「できなくなったらダメなやつになる!」
というように
自己効力感に依存する生き方は
綱渡りのような精神の不安定さを生み出します。
孤独恐怖症の解決策
孤独恐怖症の原因は
自己肯定感の欠如であると
分かりましたね!
ですので、自己肯定感を
身に着けてあげればいいんです!
「そんな簡単に言われてもなあ・・・」
大丈夫!!
簡単にできるんです!!
まず、1つ目
自己肯定間とは
「自分のすべてを受け入れられること」でした。
ですので、自分のすべてを
受け入れられるような言葉を
自分の心に叩き込むのです!
「私は何もできないけど、それでも素晴らしい」
「完璧でなくてもいい」
「苦手なこといっぱいあるけど、
それもかわいいよね!」
「欠点は裏返せば、長所だよね!」
とかこういった言葉を
毎日1分でもいいから、心の中で唱えましょう!
毎日というところがポイントとなります。
というのも、2章で述べたように、
多くの人は小さい頃から、
数十年、自己効力感に依存する生き方を
植えつけられており、
年月が長い分、
その染み付き方も強力なのです。
ですから、毎日繰り返すことで
自分の心のメッセージをよりプラスのものに
上書きしていくのです。
2つ目
自分に許可を出すこと
何か失敗などしてしまったときに、
「あっ、今自分のこと
ダメなやつって考えているな」と
自分の状況を冷静に分析した上で、
「そう思う気持ちもわかるよ」とか
「失敗ばっかりでも許してあげる」
というように、
自分に寄り添うような言葉を
心の中でかけてあげればいいです。
3つ目
自分の気持ちを書きなぐる
毎日、1日を振り返って感じたことを
日記帳などに自分の思うままに
書きなぐってみましょう!
自分の気持ちを吐き出すことが目的なので、
文章の書体も決めずに書いてかまいません。
出典:デスノート
むしろ、頭で考えて書くと、
それは自分の本心を
捻じ曲げることにつながるので
直観的に思いついた言葉でかまいません。
「疲れたー」とか
「もう嫌だ」とか
ネガティブな言葉でも
思ったことを書いてみましょう!
この3つを実践していけば、
あなたの自己肯定感は大幅に上がって、
いつしか恐怖症とは
無縁になっていることでしょう!
まとめ
いかがでしたか?
意外と、簡単に取り組めると
おもいませんでしたか?
孤独恐怖症だなと感じる方は、
是非3つの解決策を
実行してみてください!
きっと、生き方が変わってくると思います!