境界性パーソナリティ障害とは
自分の感情や行動が不安定になり
自分でもコントロールできなくなる
人格障害です。
ついさっきまで普通だったのに
急に怒り出したり
何の前触れもなく
急に自傷行為に走ってしまったり
本人の意思とは関係なく
自分の感情を抑えられなくなる
という特徴があります。
境界性パーソナリティ障害の有名人
芸能人・有名人にもこの
境界性パーソナリティ障害と
呼ばれる人が存在します。
- 尾崎豊
- ジミ・ヘンドリックス
- 横山やすし
- マリリンモンロー
- ダイアナ妃
- 太宰治
- ブリトニースピアーズ
- ヒトラー
意外に多くの有名な人たちが
境界性パーソナリティ障害として
報告されているようです。
その症状として
感情の起伏や変化が
極端に激しかったり
自分の感情が抑えられず
自分、もしくは他人を
傷つける行為を
繰り返してしまう
などが挙げられます。
患者との正しい接し方
境界性パーソナリティは
「見捨てられたくない」
という思いがとても強く、
見捨てられることを
極端に恐れる傾向があります。
そのため、
自傷行為をして
「自分がこんなに辛いんだ」
ということを訴えかけたり
構ってくれそうな人を見つけては
自分のことを分かってもらうために
怒ったり攻撃したりして
自分の感情を訴えかけます。
そのため、まずは
「あなたのことは見捨てたりしないよ」
ということをしっかり伝えて
安心させてあげることが大切です。
境界性パーソナリティの心理
上記のような
感情の起伏が激しかったり
自傷行為をする現象は
過去にも紹介した
↓
このコタール症候群やうつ病の記事で
紹介した現象ととても良く似ています。
これらの精神病に共通する点は
すべて自分の意志ではない
という点です。
誰も自傷行為を
したくてする人はいません
人を傷つけたくてする人もいません
しかし、そうせずにはいられず
自分とは違う意思が
まるで自分の意志のように
常に自分に襲いかかっている状態です。
しかし、本人が
どんなに辛くても苦しくても
他人から見れば
全く普通の見た目です。
いくら病気といっても
信じてもらえなかったり
本人の意思、やる気の問題として
片づけられてしまう場合が
とても多かったりします。
なので、なおさら
周りのそういった病気に対する
理解が必要なのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
意外にも有名な人が
境界性パーソナリティ障害を
持っていたりします。
もしあなたの身近な人が
この障害を持っていたとしたら
まずは、相手のことを
理解することから始めましょう。
単純にその人の努力や意思の力で
なんとかなるという問題ではありません。
それを知ったうえで
相手のことを責めたりせず
落ち着いて接していくことを
心がけましょう。